赤カレイ
口は大きくて下眼の後縁近くまで開く。無眼体側は内出血したように赤いのがこの種の特徴です。
水深200m前後の砂や泥底にすむ。4~6月頃に浅いところに来て産卵する。8年で18~23cmになる。
冬が旬で、新鮮なものは刺身にする。煮つけ、塩焼、干物にすると美味で卵巣の塩漬けも美味しいそうです。
マコカレイ
マガレに似るが、無眼体側は一様に純白色で、黄色の着色部がないことおよび上顎に11本ほど、下顎に13本ほどの歯をもつことで区別されます
暖海性のカレイで、南日本の沿岸に多い。道南の知内で普通に獲れる。産卵期は北海道で2月中旬~4月中旬。
体長は雌45cm、雄30㎝あまりになる。おもにゴカイ類を食べる。
煮つけにすると美味。大分県では城下カレイと呼ばれ、刺身にすることもあるみたいです。
水カレイ
口は大きく、上顎の後端は眼の中央部下に達する。体の表側に多数の大小の輪状斑と白色の小円斑が虫に食われたように全体に散らばってます。
温水性のカレイ。水深200mより浅い砂泥底にすむ。5~6月に100m以浅に産卵する。エビ、カニ、イカ類、魚類などを食べる。全長40cmぐらいになる。
多くは干物にする。冬にとれたものは刺身、煮つけなどにすると美味い。